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世界の社窓から~中国・Tさん編

2008年9月30日 18:30

みなさん、こんにちはスタッフのトモエです。
以前に、新卒入社の方々の座談会をお送りして、Yahoo! JAPANではどんな人たちが働いているのか、少しだけご紹介しましたが、今回も人に注目した新シリーズをお送りします。
みなさんもご存じのとおり、Yahoo!は世界各国に広がる企業ですが、実は、日本のYahoo! JAPANの内部も国際色豊か。世界中から日本にやってきて、Yahoo! JAPANのサービスを支えている人々がたくさんいます。
そんな方々に、なぜ日本にやってきたのか、日本の印象やYahoo! JAPANはどんなところなのかなど聞いてみました。
初回を飾るのは、現在このYahoo!検索スタッフブログの調整役を務めているTさんです。
お話を聞いていて、テレビドラマの好みや将来の夢などから、とても乙女の感覚を持った方だと感じたのですが、さて、みなさんはいかがでしょうか?

 

●ぜんぶ漢字が読みやすい?

私の出身地は、中国、瀋陽(しんよう)です。
北京の北東に位置していて中国でも北部の町で、夏の気温は30度くらいで東京とかわりませんが、真冬になるとマイナス30度にもなって、ダウンコートを二枚重ねしないと外に出られないくらい寒いところ。
鉄鋼業や車の生産など金属重工業がさかんです。

日本にやってくるきっかけは、今から考えてみると、大学で日本語を学んだことでした。
高校時代のころ、日本のドラマ『東京ラブストーリー』をテレビでみていて、大好きだったんです。1990年代くらいだったと思います。主役のふたりが素敵で、最後、結ばれなかったのが残念でせつなすぎました。
今でもラストシーンを覚えていて、たしか何年かたったふたりがすれ違うところで終わったような気がします。
小田和正さんの主題歌は名作。『東京ラブストーリー』と比べると今はあまりいいドラマはないですね。

中国語の吹き替えだったので、直接、日本語にふれたわけではなかったのですが、ドラマの舞台になっている日本にとても興味がわきました。
もともと語学が好きだったのと、日本語が英語についで人気があったこと、そして、『東京ラブストーリー』の影響を強く受けて、大学では日本語学科に進みました。

大学での日本語の勉強は、まず五十音表を覚えること。これがとにかく大変でした。
まず、ひらがな50個を覚えるのですが、それがやっと覚えられたかどうかというところで、今度はカタカナ50個が待っている。なぜだかわからないのですが、ひらがなよりもカタカナの方が覚えるのが難しかったです。今でも、カタカナがでてくると、少し考えてから確認してわかるという感じですね。
漢字は中国と日本で使い方が違う場合もありますが、だいたいの意味が推測できるので、漢字が混じっている文はわりと読みやすいです。全部漢字であって欲しいくらい。
大学時代に習った日本語は、今から考えると現状の日本語の力の50パーセントくらいだと思います。

● 『東京ラブストーリー』とギャップあり!

大学を卒業して、就職活動もしたのですが、特にこれがやりたいということもみつけられず、いろいろ考えたすえ、実際に日本に行って、日本語の世界を深めてみようと思いました。
そこで、東京と神奈川の県境にある大学の大学院に入学して、二年半、経営学を学ぶことにしました。
大学院では、先生もゆっくりと話してくれるし、教科書なども、調べればだいたいのことがわかるので、そんなに困ることはなかったのですが、逆に日常会話のほうがわかりにくかったです。

一番はじめに牛丼の吉野家に行ったのですが、店員さんの「テイクアウト」という言葉が聞きとれなくて、適当に返事をしたら、お持ち帰りようのパックが出てきてしまったんです。
結局、そのパックを広げて、お店で食べましたが......。

初めて飛行機に乗って、日本にやってきたときのことは今でも忘れられません。
ちょうど台風が来ていて、着陸するときにひどくゆれたんです。本当に落ちるかと思いました。
出身地の瀋陽は中国でも内陸なので、それまで台風というものにあったことがなくて、こんなに強い雨と風は初めて。
東京は私にとってはドラマ『東京ラブストーリー』の世界で、高層ビルがあって都会的な町だったのに、嵐のなかの東京はそんな空想に浸っていることもできないくらいひどい状態でした。
そして、大学のある町まで車で移動したのですが、走っていく高速道路ぎりぎりにマンションがたち並んでいて......圧迫感があって、広々とした中国とはぜんぜん違うんです。
家族と離れてさびしい気持ちと、台風と、あこがれていたドラマの世界とのあまりのギャップに日本に着いて直後は、かなり落ち込んでいました。

● ラブリー! ニッポン

でも、長く日本に住んでみて、だんだんと良さがわかってきましたよ。

私がみなさんにアピールしたい日本文化はなんといっても温泉です。出身地にはなかったので、日本にやってきてから知ったのですが、大好きになりました。北海道や箱根の温泉にいったことがありますが、近いところでは、横浜の万葉倶楽部がいいですね。屋上が足湯になっていて、横浜の夜景が一望できるんです。温泉に入ると熱くなるので、冬がおすすめです。

あと、日本で好きな場所といえば金閣寺ですね。静かな庭園を歩いていくと、ピカピカと金色に光る建物がたっていて、迫力に圧倒されました。すっかり気に入ってしまって、初めて行った日に2回も入山してじっくり見学しました。

日本人のよさといえば、礼儀正しいところですね。お店屋さんに入ると、店員さんがとても丁寧な応対をしてくれるので、感心しています。

ただ、日本語の問題でもあるのですが、人と話をしていて答えがはっきりしない気はします。
「ではないんじゃないですか?」という言い回しがありますが、
「ない」「ない」と否定がつづいて、しかも最後に「か?」と疑問文になっていて、これはちょっとすぐに意味をとるのがむずかしいです。
動詞が最後にくるので、最後まで聞かないとどういう話なのかわからないということも実感としてあります。

● ひそかな夢

私がYahoo! JAPANに入社したのは今年の1月。今は9か月たったところです。
第一印象は落ち着いている会社だと思いました。Yahoo!メッセンジャーで仕事のやりとりをすることが多いので、言葉が飛び交っていた前の会社とはぜんぜん違いました。
あとは、既婚者が多いのにも驚きました。
今担当しているサービスは、Yahoo!モバイル検索Yahoo!画像検索
面白いですが、技術的なことを日本語で理解するのが難しいですね。

将来ですか? いつかは中国に帰るかもしれないし。まだ、わかりません。
私は一人っ子なので、両親には「早く帰ってこい」といわれるのですが......。
年末や夏休みなど長い休みの時には、年に1度くらいは中国に里帰りはしていますよ。

日本にきていいなぁと思ったのは、かわいい雑貨屋さんがあること。
夢は、自分で雑貨屋さんをつくって自分ではぐくんでいくようなことができたらと思っています。中国で日本にあるようなかわいい雑貨屋さんをやってもいいですし、日本で中国の雑貨を売るのもいいなぁ。
何年後になるかわかりませんが、みなさん、私がお店を開いたらぜひいらしてくださいね。

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