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iDBフォーラム2008(iDB2008)に参加してきました

2008年10月 2日 18:40

Yahoo!検索Project、企画の岡本です。

Yahoo!検索スタッフは閉じこもって仕事をしているだけではありません。世の中の動向をつかんだり、新しい技術を知るために、ほうぼうに出かけていきます。

さて、先日は福島県は飯坂温泉で開催されたデータベース関係の研究会であるiDBフォーラム2008(iDB2008)に参加してきました。

この研究会は、情報処理学会データベースシステム研究会 電子情報通信学会データ工学研究専門委員会日本データベース学会と、3つの研究会が合同で開催するもので、大学院生を中心に多数の研究発表が行われました。

この種の研究会には比較的足を運ぶのですが、今回あらためて感心したことがあったので、そのことを記しておきましょう。多数の研究発表の中で、特に優秀な発表をした学生には、「学生奨励賞」という賞が贈られます。

朝9時から夕方18時までと実に長丁場の研究発表を終えた後に行われる懇親会。この場で学生奨励賞の受賞者の発表と賞状の授与が行われます。それは3日間の会期のうち2日目の懇親会でのこと。受賞者を発表し、賞状を授与した後、表彰委員の先生が賞の意味についてお話しされました。

要点をまとめると、

  1. 表彰は毎日行う。なぜなら、今日の受賞者をみて、明日の発表者には自分も受賞しようと意気込んでもらいたいから。
  2. 賞状の用紙サイズは小さい。なぜなら、この賞状をぜひ、これから書く卒業論文や修士論文の巻末に張り込んでほしいから(それだけ誇りにしてほしいから)。

なるほど! と大いに感心した次第です。

3日間、毎日表彰すれば、選考する先生方の負担もそれだけ大きくなります。研究会を終えてから懇親会までの短い時間に賞状を用意するのも、きっと楽ではないでしょう。それでも3日間毎日、特に優秀だった学生を表彰するのは、先生方の深い思いがあってのこと。そして、卒業論文や修士論文の巻末に張り込んで受賞を誇ってほしいという願い。賞を出す側にいる先生方が、どれだけ真剣に選考し、どれだけその結果に自信を持ち、なによりもどれだけ賞を出したことを誇りに思っているかが、よくわかります。

研究会に参加する目的の一つは、研究の最新動向を把握することですが、「学生奨励賞」という賞のあり方一つにも大いに学ばされた福島での3日間でした。

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